【芋焼酎むかしむかし】は昔も今も変わらない味

 【芋焼酎むかしむかし】は、以前20年古酒ブレンド焼酎として発売されました。
その時多くの焼酎ファンがそのクオリティの高さに驚き、一躍脚光を浴びまたものです。
 その後20年古酒原酒が蔵から売り切れ、20年古酒ブレンド「むかしむかし」も終売になりました。しかし多くのファンが再販を待ち望んでいました。

 しかしすぐには発売せずに長年の年月をかけたのには、前回の「むかしむかし」にも勝るとも劣らないほどのいいものを造りたいという丸西酒造の一貫した品質へのこだわりがあったからです。

 そしてやっと再販を待ち望むファンの声に答えて、薩摩伝承かめ仕込み「むかしむかし」としてリニューアル発売されることに至りました。

 「昔も今も良いものは変わらない」そんな言葉が当てはまる伝承のかめ仕込みの芋焼酎むかしむかしです。製品にはボトルの封緘に1本1本、ナンバリングがしてあり蔵元のこの焼酎への大切な思いが感じとれます。やわらかく奥深いそれは見事な芋焼酎「むかしむかし」です。

芋焼酎「むかしむかし」の蔵元「丸西焼酎」

 丸西焼酎合資会社は、明治34年に創業を開始した100年の歴史を持つ蔵です。
鹿児島県(曽於郡有明町蓬原1397-1)にあり、開拓で知られるこの地で、古くから地元で愛されている蔵元「丸西焼酎」です。
 昔ながらのかめ仕込みを創業当時のかめを大事に使って、伝統の味を受け継いでいます。 不純物を取り除くため、蒸留を早い段階で切り上げ、残りのもろみを翌日の蒸留に回すという独特の蒸留方法を用いており、 アルコール45%と通常よりも度数の高い原酒で熟成させるなど、独自の製造方法で口あたりのよい焼酎を造っています。
 小さな蔵ですが、古酒をうまくブレンドし、芋のもつ風味と濃厚な甘味を引き出しています。 レギュラー酒の「よもぎの露」は、地名の有明町蓬原の蓬(よもぎ)から命名され、味わいは、口当たりがよく、深みがある味となっています。
 芋焼酎「むかしむかし」は、まず、楽しめるのが香りです。スーットふかし芋の香りにつつまれます。
 口に含んだ瞬間に“初めて芋焼酎を飲んだ時の記憶”がよみがえって来るでしょう。
 ロックで飲むと、氷で少し薄まった位の時が、ほんとうに口当たりがやわらかい!!
 ふかし芋のような香り・甘味・コクがほど良く感じられます。

芋焼酎「むかしむかし」は、古(いにしえ)の雰囲気に充ちている

 芋焼酎「むかしむかし」は、薩摩伝承の甕仕込みです。蔵に埋めてある甕に貯蔵されている原酒の中でも出来のいいものだけを選んで造られます。3〜5年物の古酒をブレンドした、なめらかな、おだやかな口当たりと喉越しで、ふわりと漂う甘い芋の香りが、いつまでも口の中に残るような感じです。
 古酒の風合いが生きたまろやかな味わいは、やっぱり古酒ファンにはたまらない逸品だと思います。
 飲んでみないとわからない「むかしむかし」の味は、香り口当たりとも泰然とした古(いにしえ)の雰囲気に充ちている。刺激も鮮やかさも強さも鋭さも立ち上がってはこない。そして緩慢といっていいほどのゆるやかさで花開く深い味わいの中には、実はずっと底のほうに存在するかも知れない激しい志を秘めた益荒男の相貌など見ることはない。そう、それは味わい終え、あきらかな美味さをしっかりと堪能してのちに、ひとそれぞれの速度によって感じさせられるのである。時間が練り上げた精緻な香味の綾はひとたび言葉にすると蒸散してしまいそうなほどである。「むかしむかし」の味わいである。
 新酒で楽しむ芋焼酎のすばらしさは他の原料による酒ではなかなか味わえないが、時間と会話しながら齢を重ねてきた芋焼酎のうま味、滋味がここに凝縮しているのだろう。
 ロックで飲むのもよい。お湯割りで飲むのもよい。だが生で飲むと「むかしむかし」の味がわかる。

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